ALLライフスタイル

ライフスタイルや日常生活に役立つ情報をまとめています!

加水分解って何?スニーカーの加水分解を防止するためには?

      2016/05/06

加水分解って何?スニーカーの加水分解を防止するためには?
加水分解
○そもそも「加水分解」とは?
「加水分解」。日常でそんなに頻繁に使う単語ではないので、ここで初めて聞いたという方もいるのではないでしょうか?

加水分解とは、「反応物と水が反応し、生成物に反応すること」を言います。

加水分解に弱い代表として「ポリウレタン(ウレタンゴムやウレタン樹脂と呼ばれることもある)」が挙げられます。

ここまで聞いても「何のことやら…」とピンとこない方もいると思います。

 

では皆さん、お気に入りのスニーカーの靴底がある日突然パカっと真っ二つに割れてしまったという経験はないでしょうか?

そう!それがいわゆる「加水分解」なんです。

 
加水分解が起こる理由
先ほど挙げたポリウレタンですが、摩耗に強いことからスニーカーなど靴底のパーツによく使われています。

しかし、水分に弱いという性質も持っています。

そのため、水分や湿気に触れることで靴の内部強度が落ちていき、その強度が落ちた靴底で歩行した際に圧力が加わって靴底が壊れてしまうのです。

そして、このポリウレタンは靴を着用し始めた時からではなく、生産された時から経年劣化が始まってしまうのです。

そのため、どんなに履いていなくても通常は5年を目処に加水分解の劣化が始まってしまいます。

保管状態が悪ければ、3年程度で加水分解の劣化が始まってしまうこともあります。

 
○スニーカーの加水分解を防止するためには?
「では大切なスニーカーを加水分解か守るにはどうすればよいのか?」

残念ながら、防止策はないのです。

しかし、少しでも加水分解が起こらないよう延命することは可能です。

その方法をいくつかご紹介いたします。

 

・靴は新品のまま保管しない。

一度靴を履いてソールに圧力をかけると劣化を遅らせることができます。

・靴を履いた後は、汚れを落として湿気を取り除く。

・湿気の少ない、風通しのよい場所で保管をする。

とにかく湿気は敵です。収納場所は開放型の棚がベストです。

扉付きの下駄箱の場合は、棚板をすのこ状のものに変えたり、

定期的に扉を開けて換気を行うと良いです。

また、箱に入れて保管する場合は通気性が良くなるように箱に穴を開けたり、

乾燥剤や脱酸素剤を入れたりして保管しましょう。

 

ポリウレタンにオイルを塗布するという方法もありますが、

一度履くとインソール側から水分を吸収して、内部から加水分解が始まってしまいますので注意が必要です。

 

意外と大事に靴箱に入れてあるものほど加水分解が起こりやすく、

頻繁に履いているものほど加水分解が起こりづらいようです。

 
起きてしまったら
それでも加水分解が起こってしまった…

そんな時は、靴のリペアサービスもあります。

金額や仕上がり具合はそれぞれのお店にて異なりますが、

お気に入りのスニーカーを捨てる前に検討してみてはいかがでしょうか?

日本は湿度の高い国なので、なかなか難しいところもありますが

お気に入りのスニーカーを長く履けるよう自分にあった方法で対策してみてください。


 - 生活