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「ジカ熱」症状や感染経路は?妊娠中にかかるとどうなるの?

      2016/04/08

「ジカ熱」症状や感染経路は?妊娠中にかかるとどうなるの?
妊婦さん
 
○WHOが緊急事態宣言を発したジカ熱の感染経路とは?
ブラジルなどの中南米でジカ熱が大流行して、2016年2月にWHO(世界保健機関)が、世界的な大流行のリスクがあるとして、緊急事態宣言を発しました。

ジカ熱とは、ジカウィルスによって感染する感染症で、蚊を媒介して感染していきます。

ジカウィルスに感染した人を蚊が吸血して、吸血した蚊の中でウィルスが増殖していきます。

その蚊に別の人が刺されることで、感染が広がっていくのです。

 
○ジカ熱の症状と妊婦さんへの影響は?
ジカ熱の症状は、2日~1週間ほどの潜伏期間があり、軽度の発熱、発疹、筋肉痛、関節痛、頭痛、倦怠感があらわれます。

ジカ熱がおそろしい理由は、ジカ熱に感染しても「ただの風邪だろう」と思って日常生活を送り、外出して蚊に刺されて、その蚊で妊婦さんが感染することです。

妊婦さんがジカ熱に感染すると、産まれてくる子どもが小頭症になる可能性が高いことから、妊婦さんにとってはとても危険な感染症なのです。

 
○日本には影響はあるのでしょうか?
2016年は、リオデジャネイロオリンピックが開催されます。

夏休みを利用してオリンピックの応援に行く旅行の計画を立てている方もいることでしょう。

ジカウィルスを媒介する蚊のヒトスジシマカは日本にもいます。

ブラジルから帰国した人がジカ熱に感染し、ヒトスジシマカに刺されてしまったら、日本で感染が広がる可能性が考えられます。

妊婦さんが感染したら、お腹にいる胎児にも感染するかもしれません。

ジカ熱が最も警戒されているのは、産まれてくる子どもに小頭症という脳の先天性異常が発生して、胎児が産まれる前に亡くなったり、産まれたとしても早くに亡くなってしまう可能性があるからです。

小頭症は、頭が小さいことだけではなく、脳の損傷や知能発育の遅れがみられる場合があるので、「恐るべき影響が産まれてくる子どもに現れる」ことが世界中から危険視されています。

 
○妊婦が感染しないための予防法は?
ジカウィルス感染症が流行している地域への旅行は延期するようにします。

今後、温かい季節を迎えると日本でも大規模な感染の可能性があります。

現在、ジカウィルスに対しては、ワクチンも特効薬もない状況です。

日本でも予防策としては

・ジカ熱の感染が確認されている国へ行った人には近づかないようにする

・蚊に刺されないように長袖や手袋をして、肌の露出を避ける

・蚊を寄せ付けない防虫剤を体に塗布するとともに、携帯するようにする

これらのことを守るだけでも感染リスクは低下します。

ジカ熱による死亡率は低いのですが、感染した妊婦さんから産まれる小頭症の新生児が増加しています。

妊婦さんは、ジカ熱に感染しないように蚊への対策をしっかりすることが重要です。


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